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2月セミナー「消化管機能に対する鍼灸」

鍼灸治療を受けられる患者さんから治療目的をお伺いすると

「肩こり」「腰痛」などの運動器疾患や妊活などの体質改善などが多いですが、

よくよくお話をお伺いすると「便秘」「下痢」「胃もたれ」など、治療目的には入らないけれどそのようなお悩みをお持ちのかたは多いです。


そんなわけで、その辺りの知識技術をアップデートする目的で目黒区鍼灸師会主催「消化管機能に対する鍼灸」セミナーを受講いたしました。

講師は東大の粕谷先生。

先日のNHKの東洋医学ホントのチカラにもご出演されていた先生です。


特に今回のセミナーで印象深かったのはスモン病について。

スモン病は1967年ごろに多く発生された整腸剤キノホルムによる薬害。

症状としてはキノホルムの投与によって激しい腹痛が起こり、その後下肢のしびれ、脱力、歩行困難など現れる。

治療としては対処療法が主ですが、治療困難な疾患です。

ですが、このスモン病は鍼灸を継続していると症状の軽減が認められたとのことで、鍼灸治療が公費適応となった唯一の疾患とのこと。

国家試験の時に、スモンーキノホルムという組み合わせは覚えたけれど、この鍼灸が公費適応というのは今回のセミナーで初めて知りました。

薬害なんてないほうがもちろんいいです。

ですが、西洋医学では治療困難で薬がない、という時に鍼灸は役立つこともできるんだと、改めて認識することができました。


そのほか、専門の問診票を活用することや聴診器を利用して治療変化を見ること。

セルフケアのアドバイス方法。

もちろん鍼灸治療についてなど、盛りだくさんの2時間でした!



さてさて、早いものでもう3月ですね。

3月といえば、うちの娘の幼稚園卒園式がありまして、4月からは小学生になります。

4月からどんな生活になるのか、今からドキドキしている私です^^;


横山


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