- suzunonehari
東洋医学 冬の養生。
二十四節気が立冬になり、暦の上でも冬になりました。
朝晩の冷え込みなど、日に日に寒さが厳しく感じるようになってきましたね。
今回は冬の養生について。
このブログで度々ご紹介している東洋医学の古典『黄帝内経素問』からご紹介させていただきます。
冬は生活機能を潜伏閉蔵すべし、と言っています。
ひとことで言うと「引きこもり推奨 笑」
家にこもり身体の陽気を保つ。
少し早く寝て、少し遅く起きる。
心を安静にし、むやみやたらと汗を出すようなことしない
・・・なのでコタツでぬくぬくは正解かもしれません笑
養生を怠ると五臓の腎を損傷する、と言っています。
腎が損傷すると、腰痛やむくみになり、メンタル面としてはいてもたってもいられなくなるような不安感が起こります。
腎は水分代謝もコントロールするので乾燥にも注意が必要です。
食べ物は
辛いもの、潤いを保つものがおすすめです。
大人だけのメニューならチゲ鍋とかいいですねぇ。
鍼灸治療について。
寒い北風は腎経を障害するので、腰股部を治療する。
冬は少し深めに刺す。
陰気の過剰を抑制、陽気の不足を補うようなツボを選ぶ。
このようなことを心がけながら治療いたします。

紅葉が綺麗な季節となってきました。
コロナウィルスの感染者増加の報道など、いろいろと心配ごとも多いですね。
ですが、憂いすぎてばかりいても病んでいってしまいます。
過敏になりすぎず、心に余裕を持って過ごしていきたいなと思いました。
よこやま
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