- suzunonehari
セミナーいろいろ。
コロナ禍になって、会場セミナーが少なくなりオンラインセミナーがメインになりました。
私このオンラインセミナーの恩恵を受けまくっております!!
鍼灸業界のセミナーの多くが、土曜の夜、日曜の昼間という未就学児の子どもがいる私に取ってなかなか外出しづらい日程でした。
日曜もご予約をいただいている日もありますので、その日は必然的に夫に娘をお願いすることになります。
そうなるとお仕事がない土日は代わりに私が娘と遊んだり家事したりという日になります。
そのような理由があるため、土日のセミナーに一日がかりで行くと決心することは、私にとって重い腰をあげることになります。
「これはどうしてもどうしても行きたい!お願いします!」と言う感じなのです、夫にね笑
そんな感じで、コロナ前はどうしてもどうしても行きたいセミナー(どうしてもはあえて二回言ってます笑)は実際に足を運び、インプットのメインは書籍で行っていました。
それがコロナ禍になって、オンラインという自宅でセミナーが受けられるという。
セミナーによっては動画配信があります。後日ゆっくりとそれを観ながら勉強できます。
正直セミナーに対する集中度という観点で考えると、会場セミナーに負けます。
ですが、オンラインセミナーは気軽に受講できますので、本当にありがたいです。
前置きが長くなりました(^^;
そんなわけでここ最近は気軽にオンラインでセミナーを受講しております!
8月8日「難聴・耳鳴り・めまいに対する鍼灸」
講師はいま日本で一番有名な鍼灸師!東大の粕谷先生。
全部勉強になりましたが、特におもしろかったのが自律神経反射について。
自律神経反射とは、内臓に入った刺激が他の内臓の働きに関係したり、また皮膚や筋肉に伝わった刺激が内臓の働きに影響すること。
鍼を刺すことにより、内臓の働きがよくなるのはこの反射が関係しています。
そして、このような反射によって、足を温めると鼻のとおりが改善するということをお話しされてました。
鼻炎持ちのかた、鼻が詰まったら足を温めてみてくださいね。
9月5日「感染症対策について」
感染症について時節柄いろいろと調べて知識をアップデートしていたつもりでしたが、受講してみて自分で調べるよりも幅広いことが学べて受講してよかったです。
感染症対策といえば「手洗い」ですが、この時の石鹸は当然液体石鹸が望ましいとのこと。
固形石鹸は水切りが不十分だと、石鹸受けに緑膿菌が発生するリスクがあるとのことです。
また、うちの娘は恩恵に与れなかったのですが、2016年から定期接種の対象となったB型肝炎ワクチンについて。
B型肝炎ワクチンは血液体液に接する可能性がある全ての医療関係者が接種したほうがいいワクチンですが(私も鍼灸師になった年に接種しました)
感染者の血液だけでなく唾液、汗、涙、鼻汁などにも含まれているため、保育施設での感染や、またコンタクトスポーツ(格闘技やアメフトなど)で傷のある皮膚同士の接触でも感染リスクがあります。
なので、ぜひお子様のワクチン接種がまだなかたは接種してくださいね。
9月12日18日「医鍼連携セミナー」
鍼灸師も積極的に病院と連携をしていこう、というセミナーです。
患者さんが訴える主訴、例えば「肩こり」「腰痛」といらしても、その施術を行うだけでなく、その裏にある重篤な症状を見逃さず、必要であれば施術を行わず病院への受診を促していくことの必要性を学びました。
そのためには知識!問診のレベルアップ!もっとやらないと!!頑張ります。
そして、こちらのセミナーで恥ずかしながら初めて知ったのですが、戦後沖縄には「医介輔」って資格があったとのこと。
戦後のアメリカ占領下の沖縄では医者は約60名しかおらず、その不足を解消するため医師助手や衛生兵を対象とした講習を行い「医介輔」が誕生したとのこと。
いろいろと制約がありながらも、地域医療を支えられたとのことです。
これから超高齢化社会、そして地域によっては人口減少となっていく日本。
鍼灸師ももっと地域に寄り添った存在になっていかないとと思いました。
すごく真面目なブログとなってしまいました(^^;
10月もたくさんオンラインセミナーを受講する予定です。
そして鍼灸だけでなく、起業やビジネスのセミナーも受講します。
最近異業種のかたとお話するのがとても楽しいので、よい刺激を受けようと思っています。
よこやま