コロナ後遺症

新型コロナウィルスに罹患し、感染性が消失したにもかかわらず、罹患してすぐの時期から持続する症状、回復した後に新たに出現する症状、症状が消失した後に再び生じる症状の全般をいいます。

コロナ後遺症の症状について

代表的な症状としては、倦怠感、気分の落ち込み、思考力の低下、頭痛、息苦しさ、不眠、体の痛み、動機、食欲不振、発熱、咳、脱毛、嗅覚障害、味覚障害がありますが、いろいろな症状が出たり消えたりするため「もぐらたたき」とも言われています。

また、症状の重さは、患者様それぞれで、なんとか働ける方から日中ほぼ横になって過ごしている方まで様々です。

現在、原因は不明ですが、ウィルスが体内から完全に除去されずに持続感染しているのでは。

また、炎症性サイトカインが過剰に分泌され体内で炎症が発生しているからでは、と言われています。

一口にコロナ後遺症と言っても症状は患者様によって様々で、その症状と体質に合わせた治療をおこなっていきます。

加えて、ウィルスに対して免疫力、体の中の自然治癒力を高めるための治療、体の中の炎症を鎮める治療などを行っていきます。

何名かコロナ後遺症の患者様のお身体を治療いたしましたが、症状の出方や重さが患者様によって大きく違うのを実感しております。中には外出するのも、短時間の歩行も難しい方もいらっしゃり、ご自宅にお伺いし鍼灸治療を行う訪問、出張を喜んでくださっております。